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どうも前回のブログに引き続きXの中の人です。おはこんにちばんわ!
皆様、最近めっきり暑くなってきましたね。30℃を超える日も珍しくなくなってきました。
熱中症で搬送等のニュースも多くなってきているし水分補給と休憩はこまめにとっていただきたいと思います(・ω。`)
さてさて今回は、先日、弊社の内勤の方々がPCB調査の見学に行ってきました!(ちなみに社内に誰もいないとまずいのでXの中の人はお留守番です。寂しい!)
PCBとは「ポリ塩化ビフィニル」といった人工物質になり電気の絶縁性が高いことから古い電気機器の絶縁油として使用されてきました。
もっと詳しく知りたいでやんす。って人はこちらとこちらも参照していただければ・・・^^
というわけでPCB調査にいってきた内勤の方へどんな内容だったのか・・・どう思ったのかを聞いてきたのでいってみましょう!
目次
いざ、PCB調査へ ・・・。~採取開始から終了まで~
調査当日は雨予報でしたが雨は降らず気温も落ち着いており、
現場見学にはもってこいだったみたいです^^
そして現場は虫いっぱいの豊かで素敵な現場だったとか。。。(ちなみに虫がくると私はこんな感じになります。)

というわけで今回の検体です!ドン!

検体が入っているキュービクルになります☆(背景は個人情報になる為加工しています)
このキュービクル内の変圧器とコンデンサから中身(PCB)を採取していきます☆

こちらのキュービクル、実は後ろから開くらしく、作業をしやすいように後ろから開けました。
さて、最初は油入りの変圧器から作業していきますか・・・!
まずは変圧器のネジを一本ずつ外していきます。
古い機器が多くネジが錆びてしまっている物が多い中、今回のネジは比較的あけやすいと作業員が言っていたそうです。
さてさてネジを開け終わりいざ中身とご対面!

この油!みえますか?
まるでトンカツ等の揚げ物をして何日か放置したような色をしています。
でもこれ、、、絶縁油なんだぜ・・・?
ちなみにこいつが皮膚に触れると炎症や色素沈着等になる場合がありますので、最新の注意をはらって作業していきます。
なので油が飛んでくるとこんな表情になります。

まじで悶絶モンの痛みやで。
さてこの油を採取していきましょ~。
~採取中~

さて変圧器の採取が完了したら、お次はコンデンサーから採取をしていきます。
ちなみに変圧器の上にあるネジネジみたいな突起物が三つ並んだ箱みたいなやつがコンデンサです。
あれ?位置高くね?
さて、こちらのコンデンサはドリルで穴をあけていくみたいです。

穴をあけると油が噴きこぼれてくる為、ウェスなどで流れ出てきた油をおさえ、少し吸収させて油を落ち着かせます。

落ち着いたら専用スポイトで採取をし穴をふさいでいきます。
ネジで穴をふさぎパテで周りを固めてふさぎます。イメージはこんな感じです!

コンデンサはフタがない為、流出・気化防止にこの作業の工程は必ず行うとのことです。
ちなみにこの作業の過程で見学してた方々は自分たちは何屋さんなんだろう・・・と思ったとのことですw
さて検体も採取し、補修作業も行ったところで、ちゃんと採取できましたよーの証拠写真を撮ります!
※ちなみに作業開始時にも写真とってます☆
撮ったところで採取終了です!
まとめと感想
さて、意外とこのPCB、意外と放置されてあったりするため、
思わぬところから検体対象物がでてくるそう・・・。(怖い!!!)
人体に影響が出るものですし、廃棄等は法令で定められていますので見つけたら陸洋にご一報くださいませ^^
さて、今回のPCB採取の工程、いかがでしたでしょうか?
なかなかこのような作業を見る機会が少ないので、PCB調査のイメージがしっかりついたそうです☆
これからもスムーズにお仕事ができるようサポートしていけたらとのことでした!
さて、最後はやっぱりみんなで締めのラーメンにいったそうですよ!

くっそ羨ましいがすぎるぜ!!!!!(Xの中の人談)
さて今回はPCBの見学レポということで、内勤組の方から聞いた話をまとめました。
PCB調査のイメージがなんとなくでもついたら非常にうれしく思います☆